樹木は幼木から10年~20年までの間に大気中のCO2を最も多く固定化すると言われています。違法伐採が繰り返され何も植林されないことはCO2の削減の機会損失となりますが、成木が伐採され植林され樹木の世代交代が適切に維持されることは、大気中のCO2の固定化を促進します。森林認証のCoC認証は管理され計画された森林に由来する製品を、そうでないものとの混入や混在を避けながら、確実にお客様にお届けする能力を示すものです。また、森林認証製品の取扱高の増加は、当社が管理され計画された健全な森林の利用を促進することになります。
そして、違法伐採林に関与しないことは生物の多様性の確保や水資源の涵養にも貢献します。更にリサイクル材の利用促進は、樹木によって固定化されたCO2を大気へ開放せずに個体のまま維持することにもなります。当社は森林認証を維持するため、社内教育を展開し、業務プロセスの整備に取り組んでいます。良い活動はつながっていく、その結果として人類の100年後の存続につながればと思います。
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